マンデラからは「映画化作業への着手は、あなたが納得できる材料がすべてそろってからで構わない。私は真実の物語を作ってもらいたいから、いつまでも待っているよ」と念を押された。実際、脚本執筆、監督・役者選び、撮影、編集…と出来上がるまでに16年を要した。マンデラは完成を待たずに死去したが、撮影終了後、シンは全編の映像をラフにつないで見せたそうだ。「特に青年時代の描写を熱心に見ていました。当時の愛車、自分が育った村の風景が登場すると、マンデラは『確かにあんなだったなあ』とつぶやき、とても懐かしそうでしたよ」。5月24日、全国公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:寺河内美奈/SANKEI EXPRESS)
■Anant Singh 1956年5月29日、南アフリカ・ダーバン生まれ。16ミリ映画のレンタル業から映画の世界に入り、83年「City of Blood」から製作を手がけ、以後の作品は80本を超える。主な作品に92年「サラフィナ!」、95年「輝きの大地」、2006年「パルス」、10年「おじいさんと草原の小学校」など。
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