グーグルが自社で設計した2人乗り自動運転車の試作車(グーグル提供)【拡大】
このプロジェクトの責任者、クリス・アームソン氏は「自動運転車で最も重要なのは安全性の向上だ。それを実現できた」と説明。「車を運転できない高齢者や障害者に新たな移動手段を提供できる」と胸を張った。
「緊急時動作、不明で危険」
グーグルは09年からフリーウェイ(高速道路)で、トヨタのプリウスやレクサスなどを使って自動運転車の試験走行を開始。12年からはマウンテンビューの市街地での試験走行に重点を移した。累計走行距離は約112万キロで、うち市街地で約1万6000キロを走行したが、事故やトラブルは一切なかった。
こうした実験と並行して進めていた自動運転車だけに、米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)の元幹部で現在、グーグルの自動運転車プロジェクトの安全部門の責任者を務めるロン・メドフォード氏は、英BBC放送に対し「自動車産業の歴史において最も重要な安全技術となる可能性を秘めている」と称賛した。