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【拉致再調査】生存なら帰国 横田さん「最後の機会。ぜひ成果を」 (3/3ページ)

2014.5.30 06:15

北朝鮮による拉致被害再調査の報告を受けて記者団の質問に答える横田滋さん、早紀江さん夫妻=2014年5月29日夜、神奈川県川崎市(蔵賢斗撮影)

北朝鮮による拉致被害再調査の報告を受けて記者団の質問に答える横田滋さん、早紀江さん夫妻=2014年5月29日夜、神奈川県川崎市(蔵賢斗撮影)【拡大】

  • 日本人拉致被害者の安否に関する再調査で、北朝鮮側と合意したことを発表する安倍晋三(しんぞう)首相=2014年5月29日夕、首相官邸(共同)
  • 北朝鮮・首都平壌市
  • スウェーデン・首都ストックホルム

 経済的利益狙う北

 今回の合意の最大のポイントは、北朝鮮が「拉致問題は解決済み」としてきた従来の立場から「日本人に関する全ての問題を解決する」との立場に転換した点だ。北朝鮮の狙いは、合意文書に記された「1945年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人の遺骨および墓地」の調査にある。遺骨収集に伴う経済効果が期待されるためで、日朝外交筋によると、約2万人とされる遺骨収集が仮に実施されれば、日本から間接的な「人道支援」名目の資金が流れ込むことになる。北朝鮮が経済的な利益を優先しようとしている点を踏まえ、遺骨収集を再調査の枠組み中に組み込むという「知恵」を持ち寄ったといえる。

 日本を突破口に

 また、北朝鮮は来年、朝鮮労働党創建70周年の大きな節目を迎えるが、日米韓相手の外交で北朝鮮が現在、成果が望めそうなのは日本だけだ。

 中国や韓国と歴史問題であつれきを抱え、米国ともぎくしゃくする日本に狙いを定め、袋小路にある外交環境の突破口を開こうとしたとみられる。

 北朝鮮は安倍首相を「極右」と批判しつつ、北朝鮮に厳しい保守勢力内での影響力の大きさと、手堅い政権運営に注目してきた。合意を受け、拉致被害者の蓮池薫さん(56)、祐木子さん(58)夫妻=新潟県柏崎市=は29日、「希望の持てる第一歩だと考える」とのコメントを出した。(SANKEI EXPRESS

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