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ブラジルの重鎮たちが生み出す最新サウンド セルジオ・メンデス、ジョイス・モレーノ (1/4ページ)

2014.6.4 13:40

ブラジル人ミュージシャン、セルジオ・メンデス(提供写真)

ブラジル人ミュージシャン、セルジオ・メンデス(提供写真)【拡大】

  • ブラジル出身のシンガー・ソングライター、ジョイス・モレーノ(提供写真)
  • アルバム「マジック」(セルジオ・メンデス、2592円)。発売中(提供写真)
  • アルバム「ハイス_~私のルーツ~」(ジョイス・モレーノ、2500円)。発売中(提供写真)
  • 音楽&旅ライター、栗本斉(ひとし)さん(提供写真)

 FIFAワールドカップ2014も開幕目前。というわけで、前回はブラジルの新感覚アーティストを取り上げたが、ベテランたちだって健在だ。若手を軽く蹴散らすようなパワーと実力で、精力的に活動している。そんななかから日本での人気の高い2人を紹介しておこう。

 新旧実力派が集結

 まずは、世界でもっとも有名なブラジル人ミュージシャンともいわれているセルジオ・メンデス。1960年代にはブラジル’66というグループを率いて「マシュ・ケ・ナダ」をはじめとするヒット曲を連発。お茶の間でも聞こえてくるブラジル音楽の筆頭でもある。その長い活動には浮き沈みはあるが、2006年にブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムとタッグを組んだ傑作「タイムレス」が大ヒットし、今は何度目かのピークを迎えている。

 待望の新作「マジック」も期待通り。ウィル・アイ・アムやジョン・レジェンドといったおなじみの豪華ゲストの他に、ミルトン・ナシメントやカルリーニョス・ブラウン、マリア・ガドゥといったブラジルの新旧実力派が大集結。カヴァー曲よりも書き下ろしのオリジナル曲をメインに据え、サンバやアフロブラジリアンを洗練されたアレンジで聞かせるなど、現役感もアピール。ワールドカップの公式ソングになった「ワン・ネイション」も収録され、思わず盛り上がってしまう、まさにマジックな一枚だ。

耳で聴くポップ史

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