取り調べ可視化
捜査本部は今回、取り調べ過程すべてを録音・録画(可視化)した。勝又容疑者は事前の捜査情報と一致する内容を自ら説明しており、ある捜査幹部は「経路特定は直接的な客観証拠になる」と自信をみせる。
逮捕直後、有希ちゃん殺害について「間違いない」と認めた勝又容疑者。その後の調べでは「女児を物色している途中、偶然(1人で歩いている有希ちゃんを)見つけた」などと供述している。
ただ、核心である殺害の経緯については「あいまいで、のらりくらりとした供述が目立つ」(捜査関係者)。殺害場所についても「車から出て山中で刺した」などとしているが具体性に欠けているという。
重要な物証である凶器の刃物や有希ちゃんの所持品などは見つかっておらず、捜査本部は慎重に供述の裏付けを進めている。