選手らに迷いはないようだ。2点取られれば3点を取り返す。攻められてずるずると引くようなサッカーはしない。組織的に守り、組織的に攻める。流動的にパスを回し、ボールを保持し、試合を支配し続ける。勝つだけではなく、世界を驚かせてやる。誰もが、そんな決意を口にする。
W杯は、そんなに甘いものではない。日本だけではなく、全出場国が死にものぐるいで勝ちに執着する。堅守速攻のチームにとって、日本代表の戦術は格好の餌食となるかもしれない。
それでも、これまで通りにやってみる。やらなくては日本のサッカーに明日はない。監督以下のそんな決意の行方を楽しみにしたい。勝敗だけではなく、サッカーを見たい。もちろん、勝ってもほしいのだが。
初戦のコートジボワール戦は日本時間6月15日午前。世界有数の攻撃的タレントをずらりとそろえたこのアフリカの雄は、とんでもなく強い。2戦目のギリシャの守備は、とんでもなく堅い。3戦目のコロンビアは優勝候補の一角だ。それでも日本が勝ち抜いて、決勝のマラカナンで世界を驚かせることを夢見る。(EX編集部/撮影:山田喜貴、AP、ロイター/SANKEI EXPRESS)