ブータンを(6月)18日、訪問した田中明彦(たなか・あきひこ)JICA理事長(59)は「日本でも注目されているGNHの調査協力から学ぶことは多い」と述べ、調査に全面協力すると確約した。
GNHの調査は2005年、07年と10年にブータン政府によって実施され、05年は97%が「幸せ」と回答。手法を精密化した10年は「心の幸福」「健康」「教育」など9分野で約7000人の満足度を調べた。
JICAは既に今回の調査項目の検討などに入っており、今年9月から全土にブータン人調査員を派遣する。より正確な統計をとるため日本から大学の研究者らを招き、16年春ごろに調査結果をまとめる。
GNHはブータンのジグメ・シンゲ・ワンチュク前国王(58)が1970年代に初めて提唱。2008年の民主化時に施行された憲法の中で指数向上が国家目標と記された。(SANKEI EXPRESS)