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「歌曲王」の作品、魅力探る 夭折の天才 シューベルト再発見 月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」8月号 (3/3ページ)

2014.6.25 16:05

シューベルトの友人たちの「シューベルティアーデ」はサロンで開かれた(Julius_Schmid作、1897年、提供写真)

シューベルトの友人たちの「シューベルティアーデ」はサロンで開かれた(Julius_Schmid作、1897年、提供写真)【拡大】

  • クリムト作の「ピアノを弾くシューベルト」(1899年)。作品はインメンドルフ城に保管されていたが、1945年、ナチスが撤退するさいに城に火を放ち、焼失。写真だけが残された(提供写真)
  • 月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」(8月号)。発売中(提供写真)

 この時代の交響曲は通常4楽章形式だが、「未完成」は1楽章と2楽章しかない。3楽章のはじめだけオーケストラが書かれ、残りはピアノ・スケッチになっている。なぜ、シューベルトが創作を放棄したのかは、長い間論争になっている。「未完成」は2楽章でも完成度が高いために意図的に書くのをやめてしまった、別の作品を手がけて忘れてしまった、などさまざまな説がある。また3楽章はスケッチが残されているため、何人もの音楽学者や作曲家が補筆している。

 ところで、日本文学研究家のドナルド・キーン氏は、無人島に1枚レコードを持っていくとしたら、シューベルトの弦楽五重奏曲だという。戦時中の1942年にはじめてレコードを聴いてとりこになった。「その音楽の美しさといったら全く特別でした。今でもその思いに変わりはありません。何回聴いても、他の音楽にはないものを感じます」と話している。(月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」編集長 江原和雄/SANKEI EXPRESS

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