一方、AP通信によると、シーア派主体のイラクのマリキ政権を支援するイランは偵察用の無人機をイラク上空に飛ばし、情報収集活動を本格化。イラク軍との協力を強化しているという。(ワシントン 加納宏幸/SANKEI EXPRESS)
≪「ねじれた戦線」 米に危機感≫
混迷するイラク情勢に隣国のイラン、シリアが介入の動きを強めている。イスラム過激派の攻撃にさらされるイラクを米国が敵対関係にあるイラン、シリアと共に支えるねじれた状況で、混乱拡大をどう防ぐのか。絡み合う利害関係を切り分けるのは容易ではなく、米国は危機感を募らせている。
共闘態勢築くイラン
バラク・オバマ米大統領(52)は6月19日、イスラム教スンニ派過激組織「ISIL」と戦うイラク軍支援のために最大???人の軍事顧問団の派遣を表明、第1陣の約90人が24日、バグダッドに到着した。しかし、現地では一足先にイランの革命防衛隊がイラク軍との共闘態勢を築き始めていた。