菊地直子被告の「認識」をめぐる証言、供述=2014年6月29日現在【拡大】
今年3月に実刑判決が言い渡された平田信(ひらた・まこと)被告(49)の裁判員裁判は、結審から判決言い渡しまで8日間だったが、菊地被告は21日間と、評議の期間が長く設定された。裁判所は当初から、難しい事件だと考えていたとみられる。
事件後、17年間逃亡を続けた菊地被告に、検察側は懲役7年を求刑した。公判を担当した検察幹部は「かなり難しい立証だったが、整理した主張はできた」と自負をのぞかせるが、弁護側も「犯罪の証拠は一つもない」(最終弁論)と強気のまま譲らない。
あるベテラン刑事裁判官は「検察は小さな証拠の積み上げで有罪を立証しようとしているが、判断は難しい。個々の証拠ではなく、全体としてどう見るかが判決のポイントになる」と指摘している。(SANKEI EXPRESS)