米オスカー女優、アンジェリーナ・ジョリー(39)が先日、主演映画「マレフィセント」(ロバート・ストロンバーグ監督)のPRで来日した。本作は、グリム童話などを題材にディズニーが製作したアニメ映画「眠れる森の美女」(1959年公開)の実写リメーク版。魔女の呪いで眠るオーロラ姫が、王子のキスで目を覚ますご存じの物語だが、ジョリーが演じるヒロインはオーロラ姫ではなく魔女マレフィセントだ。
人間の弱さ乗り越えて
ある王国で、念願のロイヤルベビーであるオーロラ姫(エル・ファニング)の誕生を祝うパーティーが催された。大勢の招待客たちが見守る中、招かれていない邪悪な妖精、マレフィセント(ジョリー)が現れ、姫に「16歳の誕生日の日没までに永遠の眠りにつく」という恐ろしい魔法をかける。