近未来の米国は「勇敢」「無欲」「平和」「高潔」「博学」の5つの共同体で構成されていた。16歳になると誰もが受ける性格診断の結果で、人々は帰属する共同体が決められ、その中で一生を送らなければならない。だが、どの共同体にも属さない「異端者」と診断された少女ベアトリス(シャイリーン・ウッドリー)は、政府の抹殺対象であることを知り…。
全米で大ヒットしたベロニカ・ロスの近未来SFを映画化した「ダイバージェント」。SANKEI EXPRESSのメール取材に応じた米国のニール・バーガー監督=写真右=は、格闘シーンをよりリアルに見せようと、「メーンキャストをブートキャンプに参加させ、射撃、ナイフ投げ、素手による殴り合いの訓練を徹底的に積ませたんだ」と撮影への意気込みを語った。