しかし、ロドリゲスのマドリード滞在はトランジットの1時間だけで、その後フランスのニースに空路で向かい、さらに車で20日夜には現在の所属チームASモナコ(フランスリーグ)の本拠地、モナコに入ったことが確認された。移籍のための最終手続きを済ませるためにモナコに行ったとみられるが、この間のほぼ1日、ネット上ではレアル移籍決定を前提にした投稿が殺到し、図らずも注目度の高さをうかがわせた。
年俸10億円で合意?
昨夏(2013年)にポルトガルのポルトからモナコに移籍したばかりのロドリゲスは、W杯準々決勝でブラジルに敗れた後、モナコとの契約が2018年まで残っていたため、「今後もモナコでプレーする。チームを愛している」と公言。モナコ側も「チームの至宝は手放さない」としていたが、過去に世界オールスターチームともいうべき「銀河系軍団」を作った金満クラブ・レアルの“実弾”攻勢に心を動かされたようだ。