生活に運動取り入れ
成長を続ける中国は、リゾート分野においても大きな市場だ。「ますます豊かになり、旅行への欲求が高まっている中国市場のニーズに応えることがこのホテルの目標です。中国国内におけるレジャー旅行のトレンドに乗ることも狙っています」と「シェラトン・ホテル&リゾート」のホイト・H・ハーパー副社長。
そのトレンドとは、「ウェルネス(wellness)」。運動を日常生活に取り入れることで健康的な人生を送ろうという価値観のことだ。物質的な富を手にした中国富裕層が次に求めるのは内面的な充実感-という読みだ。
「ウェルネス」を象徴する施設が、今年3月に完成した「ミスティックスパ&ホットスプリングヴィレッジ」。101の温泉プールと39のプライベートゲストヴィラなどを備える中華圏最大の温泉スパだ。その中心となるのが、ジャングルのように木々が生い茂る中、26の温泉プールが点在するドーム型複合施設。山東省の名峰「泰山」から切り出した巨大な岩から流れ落ちる温泉の滝など、中国ならではのダイナミックなリゾートが楽しめる。