日米韓3カ国首脳会談を前に、安倍晋三(しんぞう)首相と握手する韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(右)。中央はバラク・オバマ米大統領。この握手が日韓関係の改善につながるかは不透明だ=2014年3月25日、オランダ・ハーグ(AP)【拡大】
舛添氏は「大統領は、歴史認識をしっかりすることが親善の第一歩と述べられた。安倍首相にきちんと伝えたい」と話した。朴氏からは「日韓両国民の圧倒的多数は両国の関係を良くしたいと思っている」との発言があったといい、「日韓関係を前向きに進めたいという気持ちがひしひしと感じられた」と語った。
舛添氏は3日間の訪韓日程を終えて、25日夜の便で帰国。28日にも官邸に菅義偉(すが・よしひで)官房長官(65)を訪ね、朴氏との会談の内容などを報告するという。日本政府内では、年内の首脳会談実現に向けて「糸口が見えてきた」(外務省筋)との声があがるが、「朴氏は『日本側との対話はするが、安倍晋三首相だけはノー』という姿勢を見せつけた」(自民党中堅)と、日韓関係改善と首脳会談実現は別とする分析も出ている。
日韓両政府は、(7月)23日にソウルで開いた外務省局長級協議で、月に1回の割合で協議を定期開催する方針を確認した。日本政府は、8月上旬の東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議の場で日韓外相会談を行い、首脳会談実現に結びつけたいところだ。(ソウル 福田涼太郎/SANKEI EXPRESS)