日米韓3カ国首脳会談を前に、安倍晋三(しんぞう)首相と握手する韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(右)。中央はバラク・オバマ米大統領。この握手が日韓関係の改善につながるかは不透明だ=2014年3月25日、オランダ・ハーグ(AP)【拡大】
朴氏は、報道陣が退出した後も「正しい歴史認識に基づかなければ、真の意味の信頼関係を築くことは難しく、正しい歴史認識を土台とした真の信頼関係を」と強調し、「正しい歴史認識」に固執した。「どの国にも領土と歴史があるが、領土は国民の体であり、歴史は国民の魂だといわれる。魂が傷つけば根本が揺らぐ」との考えも披露し、会談はさしずめ政治哲学の講義の様相を呈した。(ソウル 加藤達也/SANKEI EXPRESS)
■最近の日韓関係 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、旧日本軍の慰安婦問題などの歴史問題と領土問題で日本に態度を変えるよう求め、安倍晋三首相との首脳会談を拒んできた。今年3月、バラク・オバマ米大統領の仲介で、オランダ・ハーグで日米韓3カ国首脳会談の開催に応じたが、その後、安倍政権が慰安婦問題に関する1993年の河野洋平(こうの・ようへい)官房長官談話の検証結果を公表したことに反発。7月上旬には中国の習近平国家主席と協調して安倍政権の集団的自衛権行使容認決定にも反対する姿勢を見せた。韓国内では歴史、領土問題での強い姿勢は評価されているが、首脳外交を拒むことには批判も出ている。(ソウル 共同)