身内以外の誰かを撮影する場合、カメラテクニックよりも雰囲気作りや、ある程度決められた短い時間で集中して撮影しなければいけません。室内の撮影の時、窓から入る自然光は同じ場所でも天気や時間帯によって全く光が変わります。先月、10年前に撮影したパリに住むオスカー君を再び撮影してきました。10年間の成長がもたらす変化、写真が写し出す「過去」と「今」に何が見えてくるでしょうか?
≪いつもの光景を撮影者次第で非日常へ≫
オスカー君はこのとき4歳。ヨーグルトを食べる朝食は、母親にとってはいつもの光景なので、あまり撮影することはないでしょう。カメラマンが撮影することで非日常となり、ヨーグルトが撮影小道具になる。やんちゃ盛りのオスカー君はヨーグルトを食べながら、彼なりのサービス精神で、たくさんのポーズをして楽しませてくれました。時にはよその人に家の中を撮ってもらうこともいいのではないでしょうか?
【Data】
・カメラ Canon EOS-1D
・MarkII 絞り 2.8
・シャッタースピード 1/25
・ISO 400
・WB 太陽