エボラ出血熱の流行が疑われる国=2014年4月8日現在【拡大】
妻とガラス越し面会
米メディアは、ブラントリー医師が白い防護服を着て救急車から降り立ち、歩いて病院へ入る様子を詳細に伝えた。ブラントリー医師の妻は米CNNに、「本人と話すことができた。『帰国できてよかった』と言っていた」と述べた。夫妻はガラス越しに45分間面会したという。
ブラントリー医師の帰国をめぐっては、米国内での感染拡大を懸念する声がインターネット上で飛び交っているが、エモリー大学病院の責任者は「感染防止体制は万全だ。彼には最高の医療を受ける権利がある」と強調した。米国人のもう1人の感染者で、ブラントリー医師がリベリアで勤務していた病院を運営する支援グループのメンバー、ナンシー・ライトボルさんも一両日中に帰国、エモリー大学病院に入院する予定だ。特別医療機は1度に1人の患者しか乗せられないため、ブラントリー医師と同時に帰国することはできなかった。