200人の専門部隊
捜査当局によると、スキラーン容疑者は1994年、8歳の男児への性的暴行で有罪判決を受けている。両親と同居し、ごく普通の暮らしぶりだったが、実は児童ポルノのマニアで、料理人として働くファミリーレストラン「デニーズ」に来た客のうち、好みの児童の動画を隠し撮りしていたという。
ネット犯罪担当のデビッド・ネトルズ捜査官はKHOUに「容疑者はわれわれの目をごまかすため、問題の写真をメールの内部に隠そうとしていた。われわれはその情報を見ることができないが、グーグルにはそれができる」と感謝の意を示した。
Gメールは全世界に約4億人の利用者を持つ世界最大の無料メールサービス。グーグルのエリック・シュミット会長(59)は「児童ポルノ画像などの対策に200人の専門部隊を投入した」と語り、画像を見つけ次第、積極的に削除し、迅速に当局に報告する意向を表明していた。