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「全ての選手にドア開放」アギーレ流W杯への道 代表監督就任会見 (1/3ページ)

2014.8.12 09:30

サッカーの日本代表監督に就任し、記者会見で笑顔を見せるハビエル・アギーレ氏=2014年8月11日午後、東京都港区高輪(古厩正樹撮影)

サッカーの日本代表監督に就任し、記者会見で笑顔を見せるハビエル・アギーレ氏=2014年8月11日午後、東京都港区高輪(古厩正樹撮影)【拡大】

  • メキシコ・首都メキシコ市

 ≪若手起用で競争目指す≫

 サッカー日本代表のハビエル・アギーレ新監督(55)が8月11日来日し、日本サッカー協会と正式契約を結んだ。記者会見したアギーレ氏は、自らのサッカー哲学について「とてもシンプル。とにかくたくさん走って、いいプレーをして、そして勝利を収める」と勝利への執念をにじませた。ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で1勝もできないまま1次リーグ敗退という屈辱を味わった日本代表。再建を託された新指揮官は「2018年のW杯ロシア大会はぜひ出場したい」と抱負を語った。

 南ア後もオファー

 監督を引き受けた理由について、アギーレ氏は「(2010年の)南アフリカW杯後にオファーを受け、その後も私の仕事をみてくれた真摯(しんし)さを感じた」と述べ、「日本にはレベルの上がっているリーグがあって欧州でいい仕事をしている選手も多い」と世界を相手に戦うことに自信をみせた。

 選手、監督として輝かしいキャリアを誇る。母国開催だった1986年メキシコW杯で8強進出に貢献し、指導者転身後の2002年日韓、10年南アフリカ両W杯では母国を16強へ導いた。世界最高峰のスペインリーグでも強豪アトレティコ・マドリードなどを率いた実績は申し分ない。

「国を代表して戦うことを常に肝に銘じ、責任を果たしてほしい」

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