将来性がある選手の起用を積極的に行う考えも示した。全選手が代表入りを目指して競争し、過去の代表歴や海外組という実績も優遇されない。前任のアルベルト・ザッケローニ監督(61)が、チームの背骨になる選手を固定した方法とは対照的になりそうだ。
会見に同席した日本サッカー協会の大仁邦弥(だいに・くにや)会長(69)は「アギーレ氏は経験、実績ともに日本代表の監督として最適」と信頼を寄せ、交渉に当たった原博実(はら・ひろみ)専務理事(55)は「彼をうまくサポートしていきたい」と全面的にバックアップする考えを示した。
アギーレ氏は今週末からJ1の視察を始める予定で、初陣となる9月5日に札幌市で行われるウルグアイ戦、9月9日に横浜市で行われるベネズエラ戦のメンバー選考に当たる。(SANKEI EXPRESS)