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【まぜこぜエクスプレス】Vol.19 夢を絶対にかなえる職場 「アンシェーヌ藍」オーナー、竹ノ内睦子さん (1/4ページ)

2014.8.13 15:55

レストラン「アンシェーヌ藍」と伝統工芸・藍染の「藍工房」のスタッフと、社会福祉法人「藍」理事長の竹ノ内睦子さん(前列左)=2014年7月14日、東京都世田谷区(山下元気さん撮影)

レストラン「アンシェーヌ藍」と伝統工芸・藍染の「藍工房」のスタッフと、社会福祉法人「藍」理事長の竹ノ内睦子さん(前列左)=2014年7月14日、東京都世田谷区(山下元気さん撮影)【拡大】

  • レストラン「アンシェーヌ藍」で食事をする一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづるさん(左)=2014年7月14日、東京都世田谷区(本人提供)

 東京都世田谷区の三軒茶屋にある「アンシェーヌ藍」は、落ち着いた雰囲気の中でおいしい料理を楽しめるフレンチレストランだ。“世田谷マダム”だけでなく、皇室や政府関係者もご用達というこの店は、実は障がい者の自立を支援するための職場でもある。オーナーの竹ノ内睦子さん(社会福祉法人「藍」理事長)に話を聞いた。

 「ウエートレスをしたい」

 「すてきなレストランで、ウエートレスをしたい」。アンシェーヌ藍は、「藍」で働く工藤はるかさんのそんな夢からスタートした。

 「藍」の理事長である竹ノ内さんも大病を患い、車いすを利用している。脳性麻痺の女性と出会い、「仕事がしたいのに、働く場がない」と訴えられ、1983年に世田谷で伝統工芸の藍染の「藍工房」を立ち上げた。

 竹ノ内さんのモチベーションはとてもシンプル。「私は障がいをもつ人の夢は、絶対にかなえたい」と断言する。「健常者がやれることは、障がい者もやっていいと思う。障がいがあるからって、何かをあきらめなきゃならないのはおかしい」

独自のルールで壁突破

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