米国ではこの半年間に医療機関へのサイバー攻撃が相次いでおり、6月にはモンタナ州保健衛生局のサーバーから約100万人の個人情報が盗まれた。今回の被害はそれを大きく上回り、米保健福祉省が医療機関に対するサイバー攻撃の追跡調査を始めた2009年以来で最悪の規模となった。
マンディアントでは中国の計20のハッカー集団を対象に、医療機関へのサイバー攻撃の監視を強化しているという。
手当たり次第に…
なぜ医療機関を標的とし、患者の情報を盗み出したのか。犯罪者集団なら詐欺や銀行口座の開設などに利用できるが、中国当局の関与も疑われるハッカー集団にしてはせこすぎる。
「彼らは手当たり次第に情報を盗み出そうとして、たまたまCHSの患者情報を吸い上げたのかもしれない」。中国によるハッキングの米専門家はこんな見方を示す。
中国が米国に対し無差別サイバー攻撃を開始した可能性も否定できない。(SANKEI EXPRESS)