「SOCIAL WORKEEERZ」(ソーシャルワーカーズ:社会活動家)は、“ダンスと福祉をつなぐ”をコンセプトに活動するユニークなダンスチームだ。代表の笹本智哉さんと、副代表の桑原一郎さんに話を聞いた。
人生が変わる体験
とびきりイキがよくって、礼儀正しい。そんな若い人たちに久しぶりに会えた!
彼らを初めて知ったのは、横浜・関内のライブハウスだった。究極のバリアフリーロックバンド「サルサガムテープ」の演奏をバックに、ステージ狭しと踊るダンサーたち。そして、彼らの動きをまねして踊り、はしゃぐ障がいのある子供たち…。音楽とダンスを通じて、見えない垣根をヒョイヒョイと飛び越えているのは、一目瞭然だった。
SOCIAL WORKEEERZは2011年に結成された。キッカケはリーダーの智哉さんが高校3年のときに参加した、障がいのある人と過ごすボランティア合宿。アスペルガー症候群の幼なじみがいた経験から、漠然と「将来は福祉の仕事をしたい」と思っていた彼は、そこで人生が変わる体験をする。