調査結果の傾向はおおむね過去と同様。国語と算数・数学の平均正答率は、基礎的知識を問うA問題よりも知識の活用力を見るB問題が低く、依然として活用に課題がある。
過去のテストで課題が指摘された分野も、複数の文を一つの文にまとめることや四則演算など一部では改善状況が見られたが、文章や資料から読み取ったことを根拠に基づいて説明したり、証明したりすることは苦手なままだった。
テストと同時に実施した児童生徒アンケートでは、携帯電話やスマートフォンの使用時間が長いほど成績が低い傾向が明らかになった。
文科省はこれまで市町村教育委員会による学校別成績の公表を禁止してきたが、今回から解禁。都道府県教委も市町村教委の同意があれば公表できる。
来年4月の調査は全員参加で、国語、算数・数学に加え、理科も実施される。
≪携帯・スマホ 使用長くなるほど成績低く≫
文部科学省が公表した全国学力テストの児童生徒アンケートで、平日に携帯電話やスマートフォンで1時間以上、通話やメール、インターネットをするのは小6で15.1%、中3では47.6%に上ることが分かった。テスト結果と比べると、使用時間が長いほど成績が低い傾向が浮かんだ。