ウクライナ・ルガンスク州、ドネツク州スラビャンスク。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。【拡大】
ストレルコフ氏は、重傷を負ったとの情報もあるが、他の親露派幹部はそれを否定するなど、真相は闇の中だ。すでに8月中旬に、秘密裏にロシアに帰国したとの報道もある。
ストレルコフ氏の辞任は、作戦の変更などとの指摘もあるが、ウクライナの親露派を事実上支援してきたロシアの姿勢の変化との見方が有力だ。露経済紙RBKは「短期間での人民共和国のリーダーの交代は、モスクワ(ロシア政府)がウクライナ東部で起きている事態から距離を置こうとしていることの表れ」とし、親露派への関与を減らそうとしているロシアの意向が働いているとした。
ロイターは、親露派に参加するロシア兵とFSB司令官の会話とされる録音で、ロシア兵が地元の親露派を「何もしていない」などと罵(ののし)り、さらに「ドネツク人民共和国は最短で1カ月しかもたない」などと述べた事実を明らかにした。(国際アナリスト EX/SANKEI EXPRESS)