239人を乗せた北京行きのマレーシア航空機が3月に消息を絶ってから8日で半年となる。7月にはウクライナ東部で別のマレーシア航空機が撃墜される事件も発生した。マレーシア航空では、客室乗務員が「飛ぶのが怖い」と勤務を休んだり、退職したりするなど従業員の心理面での影響も深刻化している。
不明機は何者かによって通信装置が切られた上でルートを外れて飛行を続け、インド洋上に墜落したとみられているが、これまで残骸はひとかけらも見つかっていない。捜索は9月中にオーストラリア西部沖約1800キロ付近で再開される。
マレーシア航空によると、従業員約2万人のうち186人が1~7月に会社を去った。その多くは、一連の事件の影響で「家族の圧力」(マレーシア航空)によって退職せざるを得なかった人だという。
最大労組「マレーシア航空従業員組合」の幹部、モハマドジャバルラさん(60)は「仲間が相次いで姿を消したことで、客室乗務員らはショックを受けている」と話す。同僚らが「また一緒にやろう」と懸命に励ましているのだという。