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「札幌国際芸術祭2014」 大都市に潜む自然があふれる (3/5ページ)

2014.9.8 12:05

島袋道浩「一石を投じる」(提供写真)

島袋道浩「一石を投じる」(提供写真)【拡大】

  • 毛利悠子「サーカスの地中」(提供写真)
  • 中谷芙二子「FOGSCAPE♯47412」(提供写真)
  • センシング・ストリームズ-不可視、不可能(提供写真)
  • トマス・セラセーノ「孤立性、社会性、準社会性のハイブリッドな楽器『三角座』:1匹のシロホシヒメグモ(10日間)、イワガネグモ科のクモの小共同体(4ヶ月)、2匹のオオワレズミグモの子(2週間)によって制作されたもの(仮題)」(提供写真)

 毛利悠子は、地下での展示を提案された後、そこに潜む水脈が続く場を求め、開拓初期に建てられた貴賓館「精華亭」に行きあたった。この街に住む人もほとんど気づくことのなかった、豊かな水を得て入植した札幌の起点ともいうべき場所である。毛利は庵に世界各地で手にした「もの」を集め、モーターで動かし、まるで小動物のように漂う作品「サーカスの地中」を展開している。毛利が札幌で新たに得た「もの」は、あまりに多く出土するため、触ることのできる教材として提供されている化石の貝類。都市に内在する、自然の背景に誘うかのようである。

 今日における現象のストリームを表現したのが、坂本龍一と真鍋大度による「センシング・ストリームズ-不可視、不可能」。地下歩行空間にある奇妙なアンテナで受信した電波を北の郊外にあるモエレ沼公園に伝送、巨大高精彩ディスプレーでリアルタイムに可視化映像と音で体験する。イサムノグチによる、ごみ処分場を再生した有機的かつ雄大な人工自然の庭園公園に抱かれながら、都市の豊富な人工自然としての電波という無機質な存在を真鍋による繊細な音響と画像の表現で感じるのだ。

人工霧に包み込まれ

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