ジョブズ時代に、スマホやタブレットなど次々に真新しい製品を世に送り出してきたアップルだが、今回は慎重に様子を見極めた上での「後発」だ。クック氏は「腕時計型端末のイメージを根底から変える」と語り、デザインや操作面での優位さを武器に先発組を追撃し、ウエアラブル端末市場の覇権を握る構えだ。
ただ、ファンはやはりアップルに「革新的な製品の創造」を期待している。9日の米株式市場でアップルの株価は0.37ドル安の97.99ドルで取引を終え、大きく上げることも下げることもなかった。
「良くも悪くも、サプライズはなかった。『6』は期待通りによく売れるだろう。でも、期待通りではアップルとは言えない」(米証券アナリスト)
クック氏の堅実路線が、ファンや市場の失望を招く懸念は拭えない。(SANKEI EXPRESS)