交流サイト(SNS)世界最大手、米フェイスブック(FB)は3月25日、バーチャルリアリティー(仮想現実)の技術を使ったゴーグル型端末を開発する米新興企業「オキュラスVR」を約20億ドル(約2050億円)で買収すると発表した。FBの端末事業進出は初。ライバルの米グーグルや米アップルが、体に装着して使うウエアラブル端末の市場に積極参入するなか、最後発のFBは、仮想現実というネットのさらに先を行く最先端技術を組み込んだウエアラブル端末の商品化で、今後、最有望といわれる市場を制したい考えだ。
教育、医療で活用
「これは未来のコンピューター技術への長期にわたる賭けだ。オキュラスVR(の買収)は、われわれがバーチャルリアリティーの技術を使ってさまざまな経験を楽しむための基盤となるだろう」
FBのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は投資家向けの電話会見で今回の買収の意義や、バーチャルリアリティーの将来性などについて熱く語った。