「みなさんの素晴らしい演奏に引っ張られました。『越冬つばめ』は笹子重治(ささご・しげはる)さん(ショーロクラブ)がアレンジしてくださったんですけど、ポルトガルの風景が浮かんで、ファドっぽいイメージで歌っていますし」
聴きたくなる歌
活動は多岐にわたるが、転機は東日本大震災。被災した地元、宮城県気仙沼市へのあらゆる思いをアルバム『わが美しき故郷よ』に託し、絶賛された。
「あれから確かに変わりました。自分の歌が、というわけではなくて、歌というか音楽にはこんなに力があるんだなと。あの時は自分がリスナーとして聴くのだったら、時を経て、何かのポイントで何かのメッセージになったらいいなと思ったので、聴きやすさは意識しました。今回は企画のカバー集とは違う意味合いで、自分がシンガー・ソングライターでもあることも伝えたかったので、セルフカバー曲も入れています」