映画「ファーナス_訣別の朝」(スコット・クーパー監督)。9月27日公開(スキップ提供)。(C)2013_FurnaceFilms,LLC_All_Rights_Reserved【拡大】
ある出来事を契機に恋人や家族を失い、怒りを爆発させるラッセルの表情は鬼気迫るものがある。SANKEI EXPRESSのメール取材に応じたクーパー監督は「ベールはペンシルベニアの文化をリサーチし、頭に入れてきたばかりか、ウェールズ人にもかかわらず、現地人のしゃべり方、発音をすっかり自分のものとしてしまった。ペンシルベニアに降り立ったときには、すでにラッセルになりきっていましたよ」と驚きを隠せない様子だ。
作中のそこかしこから米国民の厭戦(えんせん)ムードが伝わってくるが、クーパー監督の意図はこうだ。「帰還兵への心のケアが不十分なのは問題であり、残念。PTSDを患う方が大勢いるわけですからね」。9月27日、全国公開。(高橋天地(たかくに)/SANKEI EXPRESS)