収録曲「ディパーチャー」を作曲したシングライク・トーキングの佐藤竹善(51)との交流は数年前、フェイスブックから始まった。「磯貝サイモン(31)とか、僕の周囲にいる30代のミュージシャンにファンが多かったので」。佐藤が得意とするAOR(大人向けロック)の世界を入れようと考えての依頼で、「コーラスの多重録音も超カッコイイ」と満足げだ。
「縦の歴史」を意識して
「音楽が人生を変えることもある」、だから責任は重いと音楽業界に対して言いたいことを言い、行動に移してきた。その姿勢は、2001年に始めたゴールデン サークルにも共通する。ソロデビュー20周年の昨年は桜井にゆず、小田和正(67)、奥田民生(49)、植村ら豪華メンバーが集まった。意識するのは「縦の歴史」だ。
「欧米のアニメーション番組などではサッチモ(ルイ・アームストロング)など大物ミュージシャンの歌が自然に出て来る。日本ではそうした『縦の歴史』を感じる瞬間は少ない。僕はそうした機会を提示したい」。