今年はゴールデン サークルの代わりにソロツアーを展開、11月1日の名古屋を皮切りに年内バンド4本、弾き語り9本の計13本のライブを行う。
プロデュース業は「この1~2年、新鮮味を感じられなくなっていた」。だが最近、桜井とGAKU-MC(44)によるユニット「ウカスカジー」を手がけて「久々に楽しいと思った。原点に戻った」と話す。「相手の良いところを最大限、引き出す」「詞を大事にする」という手法は植村の、祖母に関するとりとめのない思い出話を歌にした「トイレの神様」の大ヒットにつながった。プロデュース業でも新境地が期待できそうだ。(文:藤沢志穂子/撮影:宮崎瑞穂/SANKEI EXPRESS)
■てらおか・よひと 1968年2月7日、広島県福山市生まれ。88年JUN SKY WALKER(S)のベーシストとしてデビュー。93年ソロ活動を開始。並行してプロデュース活動も行い、ゆず、植村花菜ほか、最近では桜井和寿とGAKU-MCのユニット、ウカスカジーも担当。2001年からは3世代が集うライブイベント「ゴールデン サークル」も手がけるなど活動は幅広い。