「落ち込んだら、とことん落ち込んで寝て、次の日に持ち越さない」と初舞台に意気込む有村架純(かすみ)さん=2014年9月3日、東京都港区(緑川真実さん撮影)【拡大】
「ミラの演じるジャンヌは神にとりつかれて、気が狂ったように叫んでいる場面もある。私はもっと人間らしくしたい。19歳の普通の少女が、男の人たちの中に混じって一生懸命、頑張っているような」
テレビドラマを見て「私ならこう演じるのにな」と女優を志し、自分で芸能事務所を探して、志願して、落ち続けてもあきらめなかった。「女優になりたい」という夢を信じて努力を重ねてきた自分と、神をいちずに信じた同年代のジャンヌの姿が重なる。「『信じる』という気持ちはすごく分かります」
舞台で以前ジャンヌを演じた堀北真希からは「本当に大変だから頑張ってね」とエールを送られた。その大変さをかみしめる稽古が大詰めを迎えている。
「ドラマも舞台も気持ちでお芝居するのは同じ。でも技術面で舞台上の芝居を成り立たせることに苦戦。気持ちをコントロールできずに言葉をばーっと言っちゃったり。見ているお客さまに対して、もっと伝えることを考えなくてはと」