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「家庭に気遣いを」神は求める/離婚・中絶 タブーへの対応、法王問う (2/3ページ)

2014.10.7 00:00

バチカン市国

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 例えば、カトリックの影響が強いイタリアでも近年、離婚が増加。結婚は1995年の年間約29万件から2011年には約20万件に減少した一方、離婚は約2万7000件から約5万4000件に倍増した。

 同じカトリック国のフランスでは、教会で行う正式な結婚よりも、役所への書類提出だけで済む「民事連帯契約」と呼ばれる独特の事実婚制度を選択するカップルが増え、1980年には11.4%だった婚外子の出生率が2008年には52.6%に達して過半数を超えた。また、昨年5月には同性婚が合法化されている。

 差別待遇を問題視

 法王は会議で教義と実態の乖離(かいり)について協議したい考え。ただ、同性婚や避妊などの問題については容認の方向には動かないとの見方が大勢で、カトリックの重要儀式の一つ「聖体拝領」を従来は禁じられてきた離婚・再婚者に行う是非が焦点の一つとなるもようだ。同性婚カップルの養子らへの洗礼の可否を議論する可能性もある。

 法王自身も禁じられた行為を公式には認めていないが、そうした人々への差別的待遇は問題視してきた。バチカンで先月開かれた結婚式には婚姻前の性交渉はタブーとされるにもかかわらず、結婚前から子供のいる夫婦も招かれ、注目された。

来年まで続く議論

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