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イスラム国「広報マン」追え FBI、市民に情報提供要請 帰国テロ阻止躍起 (1/3ページ)

2014.10.9 00:00

過激派「イスラム国」の主なデータ=2014年9月27日現在、※米CIA(米中央情報局)などによる

過激派「イスラム国」の主なデータ=2014年9月27日現在、※米CIA(米中央情報局)などによる【拡大】

  • 過激派「イスラム国」の活動範囲(※赤丸は主な空爆地点)=2014年9月23日現在、※米中央軍の資料などから作成
  • シリア領内にある過激派「イスラム国」をめぐる構図=2014年9月22日現在
  • アルカーイダとイスラム国の比較=2014年9月10日現在

 米連邦捜査局(FBI)は7日、イラクとシリアで活動するイスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国(IS)」がネットで公開した宣伝ビデオに登場し北米系の英語を話す男の身元を特定するため、専用サイトを開設し一般市民に情報提供を呼び掛けた。ネットによる巧みな勧誘に共鳴し戦闘員としてISに合流する米欧人が後を絶たないなか、危険な“広報マン”の捕捉(ほそく)に全力を挙げる。ISに参加するため渡航したり、渡航を計画したりしている人物の情報提供も要請。米国に舞い戻ってきた戦闘員による“帰国テロ”の阻止に躍起となっている。

 「特定へ国民協力必要」

 「われわれは、この人物が何者なのか誰かが特定してくれるものと期待している。どんなに小さな情報でもかまわない」

 FBIの対テロ部門のアシスタント・ディレクター、マイケル・スタインバック氏は声明で、異例ともいえる呼び掛けを行った。

 さらに、「テロ組織とともに戦うため海外に渡ろうとしたり、逆に帰国したりした米国人の身元を特定するには、国民の協力が必要だ」と訴え、専用サイトへの情報提供を求めた。

FBI「西側の人間をイスラム国に誘い込むためのものだ」

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