泰緬鉄道は戦時中、ビルマ(現ミャンマー)とタイを結ぶ最短輸送路線として計画された。路線はタイ側ノンプラドックからビルマ・タンビザヤまでの総延長406.4キロ。しかし、路線がクワイ川(ケオノイ川)をはじめ、アペロン、ウインヤ川など約30の川を横断する難工事のうえ、作業が熱帯モンスーンの雨期にぶつかってコレラが大流行した。さらに1943(昭和18)年2月に着工、わずか8カ月で完成させるという突貫工事も重なって、作業に従事した英、仏、オランダ兵捕虜や地元からの徴用労働者の中に多数の死者が出て、「死の鉄道」とさえ呼ばれた。(産経新聞)【拡大】
世界的に権威のある英文学賞「ブッカー賞」に14日、豪作家、リチャード・フラナガン氏(53)の小説「The Narrow Road to the Deep North」が選ばれ、フラナガン氏に賞金5万ポンド(約850万円)が贈られた。BBCが伝えた。
この作品は、第二次大戦中に旧日本陸軍がタイ-ビルマ(ミャンマー)間に設営した泰緬(たいめん)鉄道の建設現場が舞台。日本軍の捕虜となり、過酷な建設作業に携わったフラナガン氏の父親の話を基に、フラナガン氏が12年をかけて書いた「愛と戦争の物語」という。(SANKEI EXPRESS)