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【上原浩治のメジャーリーグ漂流記】全て自分の責任 「ぶれない心」大切 (4/4ページ)

2014.10.20 11:10

米マサチューセッツ州ボストン

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 野球の世界に限らず、新しい環境に慣れるには、時間がかかるものだと思う。

 ずっと同じチームや仲間とプレーできることも素晴らしいけれど、いろんなチームや選手と野球を経験することも悪くはない。刺激を求めて、新しいことにチャレンジするという意味でも、経験や財産として残るだろう。

 日本でも同業種の中で転職をする人にとどまらず、これまでの経験を生かして全く違うフィールドに新たな働く場を求める人も増えていると聞く。「変化」を恐れなければ、違う環境に適応できる力も養われていくはずだ。大事なのは「心」。そこがぶれないことだ。(レッドソックス投手 上原浩治/SANKEI EXPRESS

 ■うえはら・こうじ 1975年4月3日、大阪府生まれ。1浪して入学した大阪体育大時代に才能が開花。3年時に日本代表に選ばれ、国際大会151連勝中のキューバから白星を挙げる。99年にドラフト1位で巨人に入団。1年目に20勝を挙げて最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率と史上10人目の「投手4冠」を達成し、新人王と沢村賞を受賞する。その後は巨人のエースとして活躍したほか、日本代表として2004年アテネ五輪で銅メダル、06年ワールド・ベースボール・クラシックで優勝に貢献。09年から米大リーグに移籍し、今季が6年目。

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