ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ(提供写真)【拡大】
ニューヨークへ旅行した経験があったなら、ジャズクラブ巡りをされた方も多いのではないでしょうか。ニューヨークはなんといってもジャズの最先端。大小さまざまなジャズクラブが存在し、凄腕ミュージシャンたちが日夜しのぎを削っているのです。そんなジャズクラブで、もっとも有名な老舗のひとつが、ヴィレッジ・ヴァンガード。ビル・エバンスやソニー・ロリンズをはじめ、多くの巨匠たちが伝説的な名盤を残した舞台としても知られています。
その名門ジャズクラブでレギュラー出演しているのが、ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ。トランペット奏者のサド・ジョーンズとドラマーのメル・ルイスによって1966年に前身グループが結成されて以来、50年近くものあいだ毎週月曜の夜にヴィレッジ・ヴァンガードで演奏し続けています。彼らの生み出すサウンドは、ビッグバンド特有の迫力はさることながら、ニューヨークならではの都会的で洗練されたアンサンブルが特徴。各プレーヤーの力量が問われる緻密でクールなアレンジによって、常にジャズオーケストラの可能性に挑戦しています。