ロサンゼルス在住の日系人シンガー・ソングライター、キナ・グラニス=2014年3月26日(提供写真)【拡大】
デビューというと、一昔前なら地道に下積みを重ねたり、競争率の高いオーディションを突破したりするのがきっかけでしたが、今はインターネットを通じてチャンスをつかむ時代。しかも、全世界に開かれているということもあって、どこから火が付くのか予測不可能な面白さもあります。そんな現代っ子らしいシンデレラガールの代表が、キナ・グラニス。1985年生まれの彼女は、ロサンゼルス在住の日系人シンガー・ソングライター。2007年に開設したYouTubeのオフィシャルチャンネルをきっかけに、世界中から注目を集めてデビューを果たしたというストーリーの持ち主です。
日本では12年にアルバム「ステアウェルズ」でデビュー。アコースティックギターを片手に歌うかれんなスタイルと、キャッチーなソングライティング能力であっという間に人気者となります。このアルバムには、斉藤和義「歩いて帰ろう
」の英語カバーも収められていて、このほのぼのしたバージョンで知ったという人も多いことでしょう。