またアップルは販売減少に苦しむタブレット型端末「iPad(アイパッド)」の新製品の販売も開始。来年初めには腕時計型端末「アップル・ウオッチ」の販売も控え、創業者のスティーブ・ジョブズ前CEO時代の遺産頼みの経営からの脱却も視野に入れている。
かたや6割の減益
一方、このアップルの勢いに押されているのがサムスンだ。7日に発表した7~9月期決算(暫定集計)では、本業のもうけを示す営業利益が約4兆1000億ウォン(約4200億円)で、1年前の約10兆2000億ウォンから6割も減少する結果となった。スマートフォンの販売が低価格の中国製品との競合で苦戦したうえ、アイフォーン6シリーズの販売開始を見込んだ買い控えの影響も受けたとみられる。