野外コンサート場で地下駐車場の換気口のふた(手前)が崩れ落ち、乗っていた観客ら16人が転落して死亡した事故現場。韓国では人災ともいえる惨事が続いている=2014年10月17日、韓国・首都ソウル郊外の城南(聯合=共同)【拡大】
中央日報(10月18日、電子版)の社説は、「韓国の公演・スポーツ界は資金不足と劣悪な事情のため管理が徹底されていないことが多い。主催者側もより多くの観客誘致ばかりを考え、先進国のようにイベント会場の至る所をあらかじめ点検して事前に危険を防ごうという姿勢が足りない」と指摘した。
その上で、「こうした後進国型の悲劇を防ぐには、設計段階から安全を十分に考慮するのは言うまでもない。そして我々が安全不感症から惨事を招いていないか冷静に確認してみる必要がある」と訴えた。
公演関係者の告白
中央日報(電子版)は21日、「公演関係者10人による『安全不感症』の告白」と題し、ソウル大学路にある小劇場を実際に訪れ、公演関係者10人とともに検証した内容を掲載している。「彼らは消防点検の強化、関係者の意識改善、関連法令の改正などが急務だと異口同音に話した」という。
検証した結果、非常口を探すのが難しい▽安全要員を配置していない▽舞台からの墜落や音響・照明機器による感電の危険が高い▽安全問題を考慮すれば公演をキャンセルすべき状況でも強行するケースが少なくない-などの問題点などが次々と明らかになった。(国際アナリスト EX/SANKEI EXPRESS)