米人気女性カントリー歌手、テイラー・スウィフトさん(24)のアルバム「1989」が発売初週で128万7000枚を売り上げ、ビルボード誌認定の全米チャートで5日、初登場1位を記録した。発売第1週での売り上げが100万枚を大きく突破したのは米ラップ歌手、エミネムさん(42)の「ジ・エミネム・ショー」(2002年)以来。CDの売り上げ低迷が続く中、スウィフトさんはある戦略で12年ぶりとなるミリオンヒットを飛ばしたが、米誌タイムが「彼女は賭けに負ける」と批評するなど、その評価は割れている。
狙い通り?有料限定
「1989」はスウィフトさんが約2年ぶりに発表した5枚目のアルバム。「128万枚」は驚異的な数字だが、これにはある理由があった。
スウィフトさんは3日、米で人気の音楽無料配信サービス「スポティファイ」から自身の全楽曲を削除。スポティファイでは聴けないようにして、新曲もアップルの有料配信「アイチューンズストア」と大手小売りチェーン「ターゲット」だけで売りに出した。このため、ファンは有料で新曲を買うしかなく、第1週の爆発的な売り上げにつながったとみられている。