≪大地の恵み生かし特産品 ビジネスチャンスにも≫
19世紀の町並みが残るメーンストリートは、端から端まで歩いても15分程度。通りにはホテルも商店も、大きなチェーン店は見当たらない。そのかわりに手作りアクセサリー店、ワインやチョコレート、地場のニンニク専門店など素朴な店が並ぶ。ヨーロッパの田舎町のような雰囲気だ。
街中には観光用の赤いトロリーバスが走る。10月初旬の平日の昼は、年配の観光客で満席だった。民家の軒先には星条旗がはためく。古き良き時代を大切にする住民たちにとって、国旗を掲げるのはごく自然な行為だ。リタイア後に永住する米国民も多い。
「昔を懐かしみに来る人が多い。でも冬は郊外でスキーもできるから、若い人たちもたくさん来ます」と市観光局のセルスティーノ・ラフィーニさん。10月だけでもアートフェスティバル、ハロウィーンパレードなど、さまざまなイベントを企画し、幅広い世代の観光客誘致に知恵を絞る。