――受賞を振り返って
「夢のようです。楽しんで、気持ちよく、全部出しきったことが結果に結びついたと思います」
父親に報告した。「えっ、本当。俺の娘が。すごいね」と喜んだそうだ。
――日本代表となって決意したこと
「地域や国に貢献したい。和の文化を世界に伝えていくことが自分の役割だと深く思います」
来年11月、世界大会が開かれる。
「日々の努力によって自分を磨く。内側からあふれるものを大切にしたい。スピーチに備えて英語を学びます。世界一は難しい。でも、可能性はゼロではない。チャンスを無駄にしたくない」
大学の専攻は服飾造形学類。和裁を学ぶ。「日本の着物は、繊細で美しい。日本女性しか、優雅に着こなせないと思います」
――将来の夢は
「大学4年間でしっかり技術を身につけて。自分でデザインするモデルになりたい」(塩塚保/SANKEI EXPRESS)
■逍遥 気ままにあちこち歩き回ること。