(1)ロボット探査機が月に接近し、(2)月の南極に着陸した後(写真)、(3)資金提供者の“タイムカプセル”をつかみ上げ、(4)地下100メートルに埋める様子-を描いた想像図(ルナ・ミッション・ワン提供)【拡大】
英の科学者団体でロンドンにある王立協会で19日、この計画を発表したアイアン氏は「世界の誰もが簡単に参加することができる。われわれの計画は月と地球の起源の解明に大きく貢献するだろう」と強調した。5億ポンドという巨額の資金に関しても「われわれの市場調査では1000万人がタイムカプセルへのDNA保存に参加するとみられ、総額20億ポンド(約3665億円)は集められる」と明言。「余ったお金は将来の宇宙探査のための公益信託に組み入れられる」と余裕を見せた。
また、英王室天文官のリース卿もこの計画について英紙ガーディアン(電子版)に「非常に野心的かつ挑戦的だが、文化的・科学的に特殊な試みで、広い関心や支持を集めるだろう」と賞賛した。
宇宙開発にとって、資金確保は大きな課題だ。特典付きのクラウドファンディングによって“広く薄く”集めた資金で月面探査ができるのか。成否が注目される。(SANKEI EXPRESS)