難題取り組むため
「今のうち解散」と名付けたのは米カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート氏(62)。「消費税率引き上げ、原発再稼働など世論を分ける問題を抱えているが、2年後はどうなっているか分からない。支持率の高い今のうちに解散して過半数を獲得し、難しい問題に取り組もうとしている」とみる。
人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」の音楽を手がけた作曲家のすぎやまこういち氏(83)は、精力的に安全保障の問題に取り組む安倍首相をドラクエの主人公になぞらえて「勇者が国を思い踏み切った解散」とした。「景気の先行きを見通すという大義、中国や韓国に対して日本をどう守っていくかという大義がある。それを完遂するための解散」と指摘する。
方向性を再確認
「迎合・棚上げ解散」と批判するのは直木賞作家の黒川博行氏(65)だ。「何が目的か読みにくく大義がない。拉致問題で成果がなくたたかれる前に、選挙をしたかったのだろう」と手厳しい。
鉄道工学が専門で北海学園大教授の上浦正樹氏(64)は「列車名再確認解散」と名付けた。「安倍さんは指導力を発揮しているが、まだつぼみの段階。その方向性を改めて確認するいい機会」というのが、その理由だ。(SANKEI EXPRESS)