自由、勇気教えてくれた国
(79年の夏休み、韓国に30日間滞在したとき)延世大学で学生運動にコミットしている学生が、「僕たちは朴正煕(チョンヒ)政権に反対しているが、大韓民国に敵対しているわけじゃない。僕たちは韓国を愛している。このことを正確に日本のキリスト教徒に伝えて欲しい」と言われたことも鮮明に記憶に覚えています。
その後、私の関心は中東欧社会主義国におけるキリスト教と国家の関係に移り、韓国から離れてしまいました。自由、民主主義、勇気などの重要な価値を私は韓国人との付き合いを通じて学びました。それだから、現在の韓国が理不尽な仕打ちを加藤さんに対してしていることをとても口惜しく思うのです。(中略)
返信で加藤さんは、≪法的対応を宣言したものの、事態収拾もできない大統領府、そして大統領府に対してものが言えない検察…。今回の在宅起訴は、朴政権の本質の一端をのぞかせたのではないか-》と指摘されました。その通りと思います。加藤さんの自由を回復し、国際基準の自由と民主主義、人権が担保されていることを可視化することが、韓国の国益、日韓関係の改善、東アジアの平和に貢献すると私は確信しています〉