2会期にわたり350点
京都国際マンガミュージアムでは、そんな青池保子の画業50年を原画で振り返る展示を開催している。およそ350点の原画が2会期にわたって出展されるが、鮮やかな色彩の妙はもちろん、衣服の文様から馬の蹄(ひづめ)の裏、城の壁面のタイルなど細部に至るまで、1枚1枚に作者のこだわりが詰まっている。思わず「ほぉ…」とため息をついてしまうような美しい原画だが、本展はそれだけでは終わらない。実はほとんどの原画に、作者のコメントが付されているのだが、裏話などもあって、どれもクスっとなってしまうものばかりなのだ。コメントも含めて、「青池保子」というジャンルのマンガの世界に浸ってほしい。(京都国際マンガミュージアム 研究員 倉持佳代子/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
■『青池保子 華麗なる原画の世界 ~エロイカからファルコまで~』 2015年2月1日(日)まで、京都国際マンガミュージアム(京都市中京区烏丸御池上る)で。12月中旬に展示替え予定。水曜休館(12月29日(月)~1月3日(土)は年末年始のため休館)、大人800円、中高生300円、小学生100円。(電)075・254・7414。http://kyotomm.jp/